bnr32takaのブログ

車について気ままに書いていきます。

1JZ-GTE搭載車 JZX81編

いやぁもはや冬ですね、寒くて仕方ないです。

今回は1JZ-GTE搭載の車両について書いていきたいと思います。

今回はJZX81編です。

JZX81は皆様ご存知の通りマークⅡ、チェイサー、クレスタと言う3兄弟で最初に1JZエンジンを積んだ車両で1JZ-GTEを搭載していたのは2.5GTツインターボグレードのみとなり、実はATのみの設定だったりします。

X80系のマイナーチェンジ後にJZX81で1JZが搭載され、前期型はスポーツグレードは2000ccのツインターボエンジンを積んだ1G-GTEU搭載のGTツインターボと言うグレードのみでした。因みに前期、後期型のトップグレードとして3000ccモデルがありましたが、こちらは70スープラや、20ソアラでお馴染みの7MのNAエンジン搭載だったりします。

さてそんなJZX81ですが、元々は5ナンバー規格の車に280psのツインターボを載せた為シャーシ負けで非常にバランスが悪く、ドリフトのイメージの方が強く、グリップというイメージは少ないかも知れません。自分もJZX81を所有していましたが、とにかく止まらない印象と車の動きが重いイメージがあります。色々と調べた所JZX81はJZX90よりも車両重量で50キロ位重く、足回りの構造も当時でも古い形式で、その他諸々の構成部品も鉄やボルトがとにかく多いので、余計なステーや、多少無くてもドリフトする上で影響の無さそうなボルトやブラケットを外すだけでかなりの軽量化になります。ドンガラにして余計な物を外すとかなり動きが変わります。

構造上足があまり伸びないのもこの辺りの年式のトヨタ車あるあるな気がするので、今思うと下げていた状態で足をもっと固くしたほうが逆に乗りやすくなったかな?とか思います。

難点はリアのデフが3ヶ所でしか支持をされて居ない店と、純正形状の車高調の場合ハブベアリング移植が面倒だったりします。後はラックブッシュが緩くなりステアリングセンターが安定しなかったり、エンジンルームがタイトで水温が上がりやすい事がありました。

年式が経過しているので、タービンブローや、ごく稀にエンジンブローや、ガスケット抜けをしている個体もありました。

ただJZX81は今となってはあの独特の外装で1Jサウンドを響かせながら横向けて走るのがとても渋いと思っていた時期があったので今でも好きな車です。

ちなみに自分はJZX81は面倒だったので、ATのままドリフトをしていたのですが、JZX81で効くのは前足をシルビア化するのと、剛性を上げる方向のパーツがかなり効きました。

時代が変わって来ているのでJZX81のパーツが社外、純正含めて非常に少なく当時以上にマイナーな車になって来たのは寂しい限りですが、今オーナーの方には是非とも大切にして頂きたいです。

 

ではまた